
「辛かったけど、やって良かった!」私の骨切り整形体験談 PART1
いきなりなんですが、私は約2年前にかなり大きな整形手術を受けました。
たった独り、誰にも言えず……しかも韓国で。
ビビ姉さんが受けた整形は、エラ骨切除。
そうです、口の中を大きく切開して、エラ骨を切り落とす!!
っていう、字面で見ると大変恐ろしい(苦笑)手術。これを受けたわけです。
手術をしてから知ったのですが、実は同じ様な輪郭の悩みで輪郭整形を考えるも、人に言えずに悩んでいる人がとても多い。特に年齢を少し重ねると、「今更やってどうなのか」「ちゃんと治るのか」「皮膚はたるまないか」等、更なる悩みが付きまといますよね。今日は私の実際の体験談、そして美容整形に対する考えを洗いざらい書いていくよ!!!
輪郭整形を決意した理由
ビビ姉さんの大きなコンプレックスのひとつが、
ホームベースの様に角張ったエラ!!
これに尽きる……しかも左右差有り。特に左のエラ骨が大きく、咬筋(噛む時に使う、エラの真上を走ってる筋肉)の発達も凄かったために、正面から見ても顔が歪んで見えてしまってました。
この咬筋だけでも何とかなれば、悩みは消えるのでは!?と、筋肉の動きを一定時間止めてくれるボトックス注射を打ったりもしたけど、勿論骨の形が変わるわけでもないし、
40歳越えてのエラボトックス(小顔ボトックスと呼ばれることも)は、顔がたるんで見えて、老け感を爆走させることもあるので、私はあまりおすすめしない。
さぁ困った!!!!でもどうにかしたい!!
そこで遂に踏み切ったのが、骨切りの輪郭整形でした。
「どこで受ける!?」美容整形外科選びのコツ
顎関節症など、咬み合わせが生活に支障を来すような状態であれば、日本の大学病院の形成外科などで保険で手術を受けることも可能なのですが、それはあくまで「病気」だと診断された場合。かみ合わせなどが問題なく、あくまで個人の美的感覚を追及する手術は、「美容整形外科」で手術を受けることになります。
整形外科の先生によって、提案内容も、値段も様々。
危険なのは、SNSなどで得た情報だけで「○○さんがやってた美容整形外科で、同じ手術内容でやる!!」と安易に決めてしまうこと。
美容整形は、ご飯やさんで定食頼むのとはわけが違います!!!!
全く同じ顔の人がこの世に存在しないのと同じで、手術する皮膚の下の状態だって全く違います。徹底的に調べましょう。
①直接カウンセリングを受ける
大きな都市に住んでいる、もしくは電車で行ける範囲にある程度評判の良い(口コミや紹介などで最初は大丈夫です)美容整形外科がある場合は、一度カウンセリングを何軒か受けてみましょう。(ここで即決するわけではないので大丈夫)
などあれば、スムーズかと思います。日本国内で輪郭整形のカウンセリングを受ける際には、整形外科によってはレントゲン代が必要だったり、事前に用意をお願いされる場合等もあるので、カウンセリング予約の際に必ず確認するようにしましょう。
何軒かでカウンセリングを受ける内に、自分の中で知っておかなければいけないリスク・適正価格、等が勝手に分かって来ます。
②オンラインカウンセリングを受けてみる
何軒かで直接カウンセリングを受けると、自分の求める顔に必要な手術は何なのかが、掴めてきます。もし自分が求める手術を行える美容整形外科が、遠方にあった場合で無料オンラインカウンセリングを行っている場合は、是非受けてみましょう。
ラインでやり取りできる美容整形外科もあれば、ZOOMなどで直接顔を見ながらカウンセリングをしてくれる所もあります。
確かに遠方で受ける場合は、ホテル滞在費等余分にかかることになりますが、
「ここなら(この先生なら)私の顔を預けられる!」
と、信じられる美容整形外科・先生に出逢うことの方が大切だと思います。
ビビ姉さんの場合は、首都圏で骨切りが得意とされる美容整形外科のカウンセリングを回るも、最大350万円という凄まじい提示金額に断念。次に韓国の美容整形外科で、骨切りを得意とする美容整形外科を徹底的に調べ、数件のオンラインカウンセリングを受けて、整形外科を決めました。沢山の日本人が、土日や連休を使って直接韓国へ行き、「カウンセリング巡り」をしてるよ。今はコロナ禍で難しいけど、渡韓出来る様になったら直接カウンセリング行ける様に、今はリサーチしまくる絶好のタイミングだね!!
予算の計算・確保をしよう~!
美容整形はある程度のまとまった費用が掛かります。
勿論、受ける施術内容によっては安価で安全なものもありますが、個人の悩みの大きさや、目指す完成形は個人によって全く違います。ネットで調べた金額だけで、どんぶり計算しない様にしましょうね!!
カウンセリング巡りが済み、自分が「ここだ!!この先生だ!!」と思える美容整形外科・執刀医に出逢えた後は、現実的な費用を計算しましょう。
金の話も超重要やで!!!!
①施術に必要な、全ての金額を明確に出して貰う。

え?例えば美容整形外科のホームページに「○○の施術・79800円(税抜)」
ってあったら、消費税だけ考えれば良いのじゃないの??
これがね~(苦笑)、実際の見積もりを出して貰うと、その他費用がビックリする位かかるんですよ!
- ・麻酔代
- ・精密検査費
- ・針代(注入系施術の場合に多い)などなど
- 勿論、全ての施術に何かしらの追加費用が発生するわけでは無いけれど、大きな整形手術になればなる程、色々乗ります(涙)。
- なのでしっかりと、恥ずかしがらずに「これは何の費用ですか??」と、カウンセラーを問い詰めて、自分がスッキリするまで質問を繰り返しましょう!
- 小さな金額じゃないからね!!
ダウンタイム期間の生活費・必要費用を多めに計算する
手術後、ダウンタイムが殆どない施術(手術)もあるけれど、切ったり・入れたり、と手術が大きくなるほど、術後のダウンタイムも長く、辛い戦いになることが多い。
受ける手術によっては、二週間位まともに話すことも食べることも無理だったり……。特に、大きく顔面を変えた場合は、在宅ワークですら厳しいことも多いと思います。なので、カウンセリングの際に
・おおよそのダウンタイム期間
・起こり得る事態(腫れ、会話が可能か、食事が可能か、等々)
それらを想定の上で掛かる、食費などの生活費や、通院に掛かる費用も見積もっておきましょう!
本当に動くことすら辛いと、外食も出来ず、調理する気力も湧かず、ウーバーに甘えてしまったり、顔にバンドやギプス固定したまま電車に乗るのが億劫な時は、タクシー使ったり、、、、と、意外と出費多いんですよね……。
ビビ姉さんは、韓国に10日間滞在し、輪郭整形で有名な整形外科で受けたのですが、韓国の場合は提示される費用に麻酔代・精密検査費・薬代・一泊入院費・術後の抜糸と腫れを引かせるレーザー代等、全て込の値段で750万ウォン(当時のレートで77~78万円)でした。海外で整形を受ける場合は、手術台に加えて渡航費・滞在費・食費等費用が必要。ビビ姉さんは、自炊等が出来る様にAirbnbでアパートの一室を予約、9泊で4万円。飛行機がオフシーズンだたのでLCCを使って往復19800円。それとは別に現金を日本円10万とクレジットカード、デビットカードを用意していきました。
ビビ姉さんの輪郭整形実体験談!!
手術前日
仕事を大急ぎで終わらせて、駅のロッカーに朝一ぶっこんでおいたスーツケースを引き摺って一路成田空港へ。早晩の便で一路仁川空港へ。
仁川国際空港に到着したのは21時過ぎ。私が手術を決めた病院は、海外から輪郭手術等、大き目の手術をする人に向けて空港とホテルとの送迎サービスを実施してくれていて、私は有難く甘えて利用!空港出口には、分かり易くプレートを持った優し気なドライバーのおじさまが待機していてくれた。仁川からソウル市内は混んでなければ約1時間(空港バスなどの経由のある移動だと1時間半程)。新沙駅近くに予約したAirbnbへ。
行ってビックリ!まさに、映画「パラサイト」な半地下の部屋(笑)!!!!
運転手さんも「だ、大丈夫???」と少々心配気味(笑)。一応ビビ姉さん、ある程度の韓国語話せるとは言え、そりゃ韓国人の人も心配するよね(笑)。ただ、部屋は至って清潔で、少々近っぽい湿った匂いがする位(笑)。窓を開けると歩いてる人の足首が見えます(笑)。いや~良い経験!!部屋にはシャワー付きトイレ、台所、電子レンジ、洗濯機、完備。大き目のベッドにデスクとテレビもあります。勿論Wi-Fiも!!
いきなり韓国一人暮らし気分満喫~!!
そんな悠長なこと言ってる暇はありません。睡眠麻酔・全身麻酔の手術ではその内容により「〇時間前から絶飲・絶食」が言い渡されます。これ、破ると手術出来なくなるので凄く大事。で、姉さん部屋で落ち着けたのが23時。絶飲・絶食開始が24時から。
やべーーーーー時間無い!!!!!
コンビニに行く時間も無く、日本から持参したレトルトのご飯と、運転手さんに頂いたお水で最後の晩餐となりました……さもしい(苦笑)。
手術当日

朝9時半に私の顔面預ける美容整形外科へ。
まずは写真・レントゲン・CT等の撮影。出来上がりと同時に通訳の日本人の方と室長(韓国の美整形外科の多くには、先生と手術受ける側の間に“室長”と言われる、病院で言う“看護婦長”的な立場の方が居る。知識も豊富)とカウンセリング。ここでメリット・デメリット・リスク含めてしっかり話す。その後、執刀医が来て下さり、私、通訳の方、室長、執刀医で具体的な施術を決めるカウンセリングが始まる。私の執刀医は……
歯に衣着せぬ物言い(苦笑)
私のコンプレックスを減らす為には何が必要で、何が必要でないか。バッシバシ言われる(苦笑)。ただそれが経験と実績によるものだと感じれたので、私は執刀医と室長の意見に従うことに。決めた施術は……
- エラ縮小術
- 顔への脂肪移植
決断するとここから一気に動きが慌ただしくなります。エラの骨切り術は大きな手術な為に一泊入院。自分の部屋に案内され、荷物を置き……
- 近くの現地病院で心電図等の必要な内診。先生が「手術可」だと判断すれば、診断書に漫画みたいに「どん!!!!!!」と真っ赤な判子を押してくれます(笑)。
- 支払いを済ます。韓国ウォン・日本円・カード払いのどれでも可。予約時に払った手付金分をマイナスした金額を、ビビ姉さんはカードで支払い。ちなみに、支払い時に渡されるレシートは、帰国時の還付金受け取りに必要なので絶対失くさない様にしましょう!
- 手術着に着替え、洗顔と口内消毒
- 執刀医との最終デザインカウンセリング。(マーカーで線を引かれます笑。脂肪移植する場合は、何処から脂肪を取るのかも決める)質問がある場合、不安がある場合は絶対この場で言っておきましょう。手術室に入ったら、麻酔かかってから先生くるので、もう意識無いです(笑)。
- デザインした状態で最後の写真
- 手術本番!!!!!
意外と私はワクワクしかなかったけど、人によっては吐きそうになるんちゃうかな(苦笑)。手術台に寝かされ、心電図等色々繋がれたら……全身麻酔のマスクを装着。二度程大きく息を吸ったら……
気付いたら終わってた…
まるで深い水の底からゆっくり水面に上がる様に視界が明るくなるにつれ、
通訳のお姉さんが私の名前を呼ぶ声が聞こえてきます。
「ゆっくりで大丈夫なので、起き上がりましょう!」
看護師さんたちの優しい支えで上体を起こし、車椅子に移動。やはり全身麻酔は身体に堪える為、意識ははっきりしてきつつあるが、脚がフラフラする。麻酔が完全に抜けていないからだろう。骨を切った顔面も、脂肪を摂った両ウチももにも、痛みは全く感じない。
車いすを押され、自室に移動。
ベッドに入るが、電気毛布ですっごく温かい‥‥…涙。
ああ!大きな手術を乗り越えたと安堵の涙がながれます。
でも……本当の地獄はここから。先ずは……
麻酔を抜くために絶対寝てはいけない。
出来る限り深呼吸をせねばならない。
水はまだ飲めない(これ!!ツライ!!!!!)
全身麻酔後の「麻酔抜き」はとても大切な工程なんだそう。
これが出来ないと、術後でも凄い吐き気や倦怠感に襲われるという。
全っ然耳に入らない韓国のローカル番組見ながら、必死で深呼吸する。
瞼も落ちて来るが、根性だけで開け続ける!!!!!
全身麻酔は、喉に呼吸確保のチューブを突っ込む為に、術後かなりの喉の痛みを訴える人が多いらしい。私も風邪の引き始めの様なぴりつき感が続く。
その後、23時近くになって、やっとお水解禁。
めちゃくちゃ旨し。
絶飲絶食からほぼ24時間。看護師さんは「動けるようなら、廊下にあるウォーターサーバーからいくら飲んでももう大丈夫よ!動けなければ、つでもベルで私を呼んでね!」と。
24時頃、術後初の尿意を感じ点滴をガラガラ引いてお手洗いに。初めて自分の顔と対面する。
……といっても、顎から頭のてっぺんまでグルグルバンテージで全く輪郭の様子は分からない(苦笑)。口からは透明の細い管が左右二本出ていて(ドレーン)、胸元にぶら下がった透明のポシェット状の入れ物に鮮血がぽたぽたと溜まってる。
どうやら、切開部分に血が溜まらない様にするものらしい。
まだ拍子抜けに腫れてないので、これからの大変さが想像出来るはずもなく(笑)
一晩で恐らく水を親の仇の様に2~3リットル飲み、
トイレに行きまくり、
やっと就寝したのでした。
手術翌日~帰国までの様子は、また別のブログで書きます!!
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